知財創造支援

知財創造支援の概要

知財創造とは、主に特許の元となる技術的なアイデアを創出することをいい、ものづくり企業にとっては最も重要なフェーズの一つです。このアイデアの創出が非効率的であると、優秀なアイデアが出にくくなる上に、労力・時間・コストも膨大にかかる虞があります。また、優秀なアイデアが創出されたあとは、アイデアを上手にブラッシュアップして、より広く強い特許にすることも重要です。弊所では、特許情報・パテントマップを活用して、貴社における効率的なアイデアの創出をサポートします。

<このような企業様にお薦めです>
● アイデアをもっと効率的に創出したい
● 発明会議をスムーズに進めたい
● 特許ポートフォリオに対応したアイデア群を創出したい
● 発明当初から特許を意識してブラッシュアップしたい
● 他社のアイデアの動向を見てみたい
● アイデアの創出にかかる労力・時間・コストを削減したい

特許情報・パテントマップの活用

既存の技術情報にて一からアイデアを創出していくのは、労力や時間がかかり効率的ではありません。特許情報はあらゆる技術分野において国際特許分類にて整理されたDBであり、これをアイデアの創出に活用することができます。例えば「発明は課題を見つけることから始まる」と言われるとおり、特許情報を活用して課題を抽出することから始めるのが効率的です。弊所では、IPC、FI、Fタームなどの分類情報、各特許における課題を、パテントマップを利用して抽出・整理し、アイデア出しの下地を作り出します。

特許情報・パテントマップの活用

ブレーンストーミング等の実施

アイデアを出す代表的な方法として「ブレーンストーミング」が知られています。ブレーンストーミングは会議形式による複数人によるアイデア発想法であり、4つのルール(①批判は一切お断り、②自由奔放、③量を好む、④組合せ・改善)のみ守るだけで、誰もが簡単にアイデアを出し合います。研究開発者のみならず、経営者、営業担当者、知財担当者なども参加することにより豊富で多彩なアイデアを創出できます。また、ブレーンストーミングで創出されたアイデアをKJ法等の手法で整理していけば、アイデアのポートフォリオを構築することができます。

発明展開法の活用

アイデアをブラッシュアップするときに、優秀な知財マンや弁理士は特許特有の発明展開法を活用します。この発明展開法は、一つのアイデアを上位概念に抽象化したり、具体的な製品レベルの下位概念に具体化したり、他の用途や方法に展開する方法です。この発明展開法も活用することによりアイデアをより広範なものとして、より広く強い特許にすることができます。発明展開法も活用しながら、アイデアの創出段階からより広く強い特許のポートフォリオ構築を目指します。

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