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「知財」を「経営」に活かす知財経営塾~少人数制 実践講座~

2010年08月25日

大阪産業創造館主催で「知財経営塾」を開催します。

本プログラムでは、「知財経営」を知的財産の創造から活用までの5つのフェーズに分け、各フェーズについて実践的な内容にまで踏み込んでいきます。
全6回を通して「知財経営」の考え方だけではなく、具体的なアクションにまで落とし込む少人数制ワークショップです。
「本気で知財経営を実践していこう!」という企業様は、是非、ご参加ください!

◆開催日時:2010年9月16日、30日、10月14日、28日、11月11日、25日
※全6回、全て木曜
※時間はいずれも18:30~21:00

◆開催場所:大阪産業創造館17階 ルームA

◆お問い合わせ先(当社ではありませんのでご注意下さい)

お問い合わせ先URL:http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10934

大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月~金 10:00~18:00 (祝日除く)

◆内 容 

■1回目:9/16(木) 知財創造編
知財創造とは、主に特許のもととなる技術的なアイデアを創出することをいい、ものづくり企業にとっては最も重要なフェーズの一つです。このアイデアの創出が非効率的であると、優秀なアイデアが出にくくなる上に、労力・時間・コストも膨大にかかってしまうこともあります。また、優秀なアイデアが創出されたあとは、アイデアを上手にブラッシュアップして、より広く強い特許にすることも重要です。初回は、特許情報・パテントマップを活用した効率的なアイデアの創出について解説します。
 
■2回目:9/30(木) 知財権利化編
知財権利化とは、企業で生まれた知的財産(発明、考案、デザイン、ネーミングなど)を特許庁に出願することにより、特許権・実用新案権・意匠権・商標権等に権利化することです。知的財産を権利化することにより、知的財産権が他社参入障壁となって企業の競争力が向上します。この知財権利化は知財経営の中でも欠かせない要素で、本編では、知的財産が広く且つ強い権利となるように知財権利化全般について紹介します。
■3回目:10/14(木) 知財活用編
知財活用の中心は独占的な自社実施です。重要な視点は他社参入をいかに軽減するかであり、本編では、他社参入障壁と知的財産の関係を見直していきます。また、近年、R&D、共同開発、業務提携、ライセンスなど、同業種・異業種間において多くの企業がコラボレーションし、所有している技術やブランドの知的財産権も同時に取り扱うことが多くなりました。そういった場合には、知財契約や交渉により、自社が有利にも不利にもなるため、これら自社実施やライセンスなどの知財活用のポイントについて触れていきます。

■4回目:10/28(木) 知財インフラ編
知財インフラとは、特許出願フロー体制、発明評価体制、職務発明規程、秘密管理など、知的経営を実行するためのインフラです。これらの知財インフラを整備して初めて、知財経営を推し進めることができます。また、知財インフラは、知財経営の中でも最も効果が出やすいところです。この回では、これら知財インフラの構築についてお話します。
■5回目:11/11(木) 知財紛争処理編
近年、知的財産権が注目されるにつれて特許権や商標権の侵害などの知財紛争が増加しています。自社の特許権や商標権を守るために、また逆に他社の特許権や商標権の侵害を回避するためにも知財紛争を適切に処理することが重要です。本編では、最近注目された事件などの事例も交えて知財紛争処理についてお話します。
■6回目:11/25(木) 発表 まとめ
本講座の総括、まとめに加え、参加者の方に、ワークショップを通した知財経営への取り組み、アクションプラン、目標を発表していただきます。

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